「日々の言葉」プラス

私を育ててくれた言葉や、気になる言葉、日々のちょっとしたことを書いていきます

言葉(8)つきのひかり

きょうは、まど・みちおさんの詩です。

ひらがなは、どうしてこうも、やわらかなんでしょう。

 

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 つきのひかり

 

つきの ひかりの なかで

つきの ひかりに さわれています

おふろあがりの

あたしの きれいな手が

 

こんなに うちゅうの

いちばん ちかい ここに

さわるようにして

 

あんなに うちゅうの

いちばん とおい あそこに さわる

みえない だれかの手に

あわせるようにして

 

つきの ひかりの なかで

つきの ひかりに さわれています

つきの ひかりに さわられながら

 

 

(まど・みちお 「くまさん」より 童話屋)

 

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お月様がまあるくなってきました。

白いひかりなのに、私は月の光はあたたかく感じます。

 

小さな我が子を抱きしめると、なぜか母であるこちらが抱きしめられているような感じがしたことが何度もありました。

 

やっぱり、抱きしめながら抱きしめられていたのですね。

 

今夜、お風呂上りに、月のひかりに包まれようと思います。

暖かくして。